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 奈良市は10日、市民や会社から余っている食品を募り、経済的に困っている子育て世帯に配るフードバンク事業を始めると発表した。事業はNPO法人「フードバンク奈良」に委託をする。12月から食品の寄付を受け付け、子どもの給食がなくなる冬休みや春休み期間に500世帯を目標に配る。

 食品は、米や缶詰、みそや砂糖などの調味料、レトルト食品や菓子など、未開封で原則2カ月以上の賞味期限内にあるものが対象。12月から奈良市佐紀町のフードバンクセンター(火、木、金曜)か奈良市役所(12月3日、10日、11日)で食品の寄付を受け付ける。

 募った食品は、市内の児童扶養手当を受けている世帯や、就学援助の対象となっている世帯の希望者約3500世帯に配られる。希望者が多かったり、寄付された食品が少なかったりする場合は抽選を行う。フードバンク奈良の平川理恵副代表は「これから継続的に困っている家庭に食品を届けていきたい」と話した。(福岡龍一郎)

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