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(24日、日本シリーズ第3戦 ソフトバンク4-0巨人)

 選手の思いはくみながらも勝負に徹する。そのさじ加減こそが、“短期決戦の鬼”と称される、ソフトバンク工藤公康監督の真骨頂だ。

 七回を終えて、先発マット・ムーアは一本の安打も許していなかった。日本シリーズでの無安打無得点試合なら史上初だ。大記録の予感にも工藤監督はぶれなかった。六回。ムーアの直球がとらえられはじめていると冷徹に観察していた。「疲れが見えていた。すいません、どうしても勝ちたかった」

 八回に「勝利の方程式」の一角、リバン・モイネロを送り出した。九回2死から抑えの森唯斗が丸佳浩に初安打を許し、2007年の中日の山井大介―岩瀬仁紀(このときは完全試合)以来となる継投による無安打無得点試合もならず。それもどこ吹く風と、「点を取られなければナイスピッチング」とねぎらった。

 第2戦では5点もリードしなが…

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