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 東日本のソースの代表格といえば「ブルドックソース」、西日本を中心に知名度が高い「オタフクソース」。会社の規模では水をあけられているが、中京圏で根強い人気があるのが「コーミソース」だ。誕生から今年で70周年。食卓の主役に負けない濃い口は、徹底した地元密着からうまれたという。創業家出身で3代目のコーミ(名古屋市)の川澄亮太社長(44)に、歩みと今後の展開を聞いた。(近藤郷平)

コーミ 1950年創業。創業者の川澄鋼一氏が戦前、名古屋市広小路の屋台で串カツのソースに感動し、ソース作りを学び始めたのが始まり。74年に俳優の山本陽子さんをCMに起用し、「値段は高いが、いい味です!」のキャッチフレーズで認知度が高まる。2020年3月期の売上高は34億7千万円、従業員122人。

 ――今年創業70周年を迎えました。

 「戦後、創業者である祖父がソースづくりに挑んだのが始まりです。自動車メーカーで働くかたわら、休日にはリヤカーを引いて営業をしていたそうです。そして、ソースは香りと味が大切だ、との思いを込めて、できたのが『香味ソース』です。洋風化の流れにあわせて、名前もカタカナの『コーミソース』と変わっていきました」

 「ソースは通常、食卓の主役をひきたてる名脇役ですが、当社は違います。ソースそのもののおいしさを追求しています。キャベツのような、味わいが強くない食材に対してでも、ソースのおいしさがしっかりわかります。焼きそばとの相性は抜群です」

食卓の主役に負けない

 「その味わいは、地元に愛され…

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