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 「危機に直面する霞ケ関」と題した河野太郎行政改革相のブログが議論を呼んでいる。20代の中央省庁の国家公務員の総合職のうち、自己都合で退職する人が6年前よりも4倍超に上るとのデータを紹介した。SNS上では「外資とかコンサルとか行った方が幸せ」といった投稿が相次いでいる。

 河野氏は18日付のブログで、20代の総合職の自己都合退職者数は2013年度21人▽14年度31人▽15年度34人▽16年度41人▽17年度38人▽18年度64人▽19年度87人――と紹介。「30歳未満の国家公務員で『辞めたい』と考えている者が男性で15%、女性で10%に達している」とつづった。

 これについてSNS上では「なぜこういう事態になるのか、考えるべき事だ」「割と当たり前だよなぁ。霞ケ関で務めが出来るような人なら外資とかコンサルとか行った方が幸せよね」などと論争を呼んでいる。

 河野氏は24日の記者会見で「長時間労働と仕事のやりがいの欠如だ」と課題を指摘。公務員の人材流出に歯止めをかけるため、全府省庁を対象に職員の勤務状況の調査を進めているほか、若手職員との意見交換に取り組んでいると説明した。(坂本純也)