拡大する写真・図版教室の前に立つ朴タソミさん(左)と李愛琳さん=2020年11月13日、東京都北区の東京朝鮮中高級学校、宮崎亮撮影

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日本で生まれ、日本で育った在日コリアン。自分って何? 今の世の中ってどうなってる? 美術を通じてそんな問いを続ける生徒たちを追いました。

いま子どもたちは:等身大のキャンバス【下】

 東京朝鮮中高級学校美術部の高2、金璃瑤(キンリヨ)さん(16)が12月の美術展「中央展」に出品するのは「招き“動物”」。6匹の招き猫の人形を並べる。

 恋愛成就の猫はハート、学業成就の猫は本。新型コロナ退散祈願か、疫病よけの妖怪「アマビエ」を手にする猫も。「暗い世の中を良くしようというポジティブな考えが出ている」と顧問の崔誠圭(チェソンギュ)先生(53)はみる。

拡大する写真・図版金璃瑤さんの作品「招き“動物”」

 璃瑤さんは入学直後の昨年4月、美術部の高3だった姉から「入部しないほうがいい」と言われた。部のツイッターに差別的投稿が相次いでいた。だが、千葉朝鮮初中級学校で学年唯一の美術部員として活動してきた璃瑤さんは「腕が衰えるのが怖くて」入部を決めた。「将来はものづくりを仕事にしたい」

 同年6月の文化祭展示では、現…

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