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 埼玉県内の高校2年生の約25人に1人が、家族などを介護する18歳未満の「ヤングケアラー」であることが、県が25日に公表した調査結果でわかった。ヤングケアラーのおよそ3人に1人(696人)が介護や世話を「毎日」行い、約4人に1人(501人)が悩みや不満を話せる相手が「いない」と答えるなど、不安や負担を抱える実態が浮かびあがった。

 調査は7~9月、県内の国公立、私立に通うすべての高校2年生5万5772人を対象に実施。全193校に調査票を送り、生徒が回答した。調査項目は、ケアの頻度などを聞く17項目と自由記述を含む計19項目。4万8261人(86・5%)から回答を得た。都道府県による大規模な実態調査は全国初とみられる。

 県によると、「ヤングケアラー」は1969人(4・1%)。ケアを始めた時期は「中学生」が688人と最多で、次が「小学4~6年」の395人。「高校生になってから」が383人、「小学1~3年」が238人と続いた。ケアの頻度は「毎日」が最多、「週2、3日」が441人で続くなど、週1回以上ケアをしている生徒の割合が8割を超えた。

 ケアを手伝ってくれる人についての設問(以下は複数回答ありの設問)で、「誰もいない」と回答したのは138人。学校生活への影響は、「影響なし」が825人と最も多かった一方、「孤独を感じる」(376人)、「ストレスを感じている」(342人)、「勉強時間が十分に取れない」(200人)など、日常生活に支障が出ている生徒もいた。

 相談相手は、父母や兄弟姉妹、友人が目立つ。「SNS上で出会った人」に悩みや不満を相談する生徒も56人おり、担任(34人)や保健室(7人)よりも多かった。

 ケアの相手は「祖父母・曽祖父母」が最も多く、ケアを担う理由は「親が仕事で忙しい」が目立った。

 ケアの内容は、食事の用意や洗…

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