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 山口県萩市立須佐中学校の生徒らが、須佐地域の魅力を紹介するバーチャルリアリティー(VR)動画を制作した。しま模様の断崖で知られる須佐ホルンフェルスなどの観光地を360度撮影の動画に収め、生徒による解説もつけた。動画投稿サイト「ユーチューブ」で公開している。

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 須佐中で昨年11月から取り組む「地域の魅力再発見プロジェクト」の一環として企画された。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、観光客に直接話しかけるのではなく、動画で案内することにした。

 公開しているのは、須佐入門編▽遊覧船で須佐湾を巡る海バージョン編▽柱状節理が美しい畳ケ淵などを紹介する山バージョン編▽須佐のまち歩き編①(古地図でまち歩き)▽須佐のまち歩き編②(歴史探訪)の5本。

 全校生徒43人のうち、ガイド班12人が中心となって6月から10月にかけてつくった。撮影や編集は地域の大人たちが行い、手軽に見ることができるように長さはそれぞれ3~5分に抑えた。いずれもガイド班のメンバーが現地を訪れて、分かりやすく解説している。

 入門編では、高山(こうやま)(標高532・8メートル)の山頂付近の磁石石(じしゃくいし)(国指定天然記念物)や須佐ホルンフェルスなどを訪ね、その成り立ちや特徴を説明した。案内役を務めた大谷磨佑季(まゆき)さんと西田雅菜(まな)さん(いずれも3年)は「分かりやすく魅力を伝えることに苦労したけど、できばえには満足しています」。

 橋本広哉校長は「動画の制作に携わることで、須佐というふるさとが好きになった生徒が増えている」と話している。(林国広)

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