山下裕志
明治安田生命保険は26日、2020年に生まれた子の名前ランキングを発表した。男子は前年4位だった「蒼」(あおい、そう、あお)が、女子は前年2位の「陽葵」(ひまり、ひなた、ひな)がそれぞれ1位だった。ともに調査開始から初のトップだった。
男子の名はトップ10のうち六つが1文字。女子は4位の「結菜」(ゆな、ゆいな、ゆうな)や5位の「結愛」(ゆあ、ゆい、ゆめ)など「結」を含む名がトップ10のうち四つを占めた。
女子の「結」は東日本大震災後の12、13年もトップ10に四つが入った。明治安田の広報担当者は「人との距離が生まれたコロナ禍の年だからこそ、人との結びつきを重要視したのではないか」という。女子ではほかに、前年20位だった「詩」(うた)が3位になった。
名前に使われた漢字でみると、男子は「湊斗」(みなと)や「陽斗」(はると、ひなと、あきと)など、「斗」が前年の4位から首位へ。10年以上にわたりトップだった「太」は2位だった。女子は前年2位の「花」が2年ぶりに1位になった。
名前の読みは男子の首位が12年連続の「はると」。将棋の藤井聡太二冠と同じ「そうた」は前年と同じ2位だった。女子は前年9位の「みお」が1位となり、前年1位の「めい」が2位。「あおい」は男子の6位、女子の10位で、男女ともに人気だった。
子どもの名前調査は1989年に始まり、今年で32回目。男子9172人、女子8825人を調べた。(山下裕志)
■20年生まれの子どもの名前ラ…
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