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 世界中を魅了したアルゼンチンの英雄、ディエゴ・マラドーナさんの死去を受け、サッカー界では25日、悲しみが広がった。

 2010年ワールドカップ(W杯)南アフリカ大会では、アルゼンチン代表の監督と選手の間柄だったリオネル・メッシ。所属先のバルセロナがメッシのメッセージを公表し、「アルゼンチンと世界中のサッカー界にとって、非常に悲しい日だ。亡くなってしまったが、ディエゴは永遠だ。今もそばにいる。RIP(Rest In Peace=安らかに眠ってください)」と悼んだ。

 ポルトガル代表FWのクリスティアノ・ロナルド(ユベントス)は、自身のツイッターにマラドーナさんとのツーショット写真を掲載。「今日、私は友人に、世界は永遠の天才に別れを告げた。唯一無二の魔術師だった。制限のないレガシーと、絶対に埋めることのできない喪失感を残した。逝くのが早すぎた」と悲しんだ。

 サッカーの「王様」と呼ばれ、ブラジル代表としてW杯を3度制したペレさんとは、過去に「史上最高の選手」という称号を巡って論争が起きたこともあった。それでも、当人たちは互いを認め合う仲だった。ペレさんは自身のツイッターを更新し、「私は大切な友人を失い、世界はレジェンドを失った。いつか、天国で一緒にボールを蹴る日が来ることを願っている」とつづった。

 国際サッカー連盟(FIFA)のジャンニ・インファンティノ会長は「ディエゴは信じられないほどの才能と個性で魅了し、われわれにサッカーを愛するきっかけをくれた」とコメント。欧州サッカー連盟(UEFA)のアレクサンデル・チェフェリン会長は「彼は天才的な才能と独自のカリスマで偉業を成し遂げた」とたたえ、今週のUEFA関連の試合では黙禱(もくとう)を捧げるよう関係各所に通知したという。(ロンドン=遠田寛生)