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 横浜市内の路上で小学4年生の女児(9)が連れ去られ、2日半後に東京都葛飾区内で保護された事件で、未成年者略取などの罪に問われた同区の無職大竹晃史被告(38)の初公判が26日、横浜地裁(青沼潔裁判官)であった。大竹被告は「違うところはありません」と述べ、起訴内容を認めた。

 検察側は冒頭陳述で、大竹被告が8月31日ごろ、オンラインゲームで「9歳」と称していた女児にチャット機能で声を掛け、当初から誘拐するつもりで会う約束をしたと指摘。9月2日午後、横浜市内の待ち合わせ場所で会い、車に乗せて女児にゲームをさせた後、帰ろうとする女児を段ボール箱に押し込み、葛飾区内の自宅まで連れて行ったと主張した。

 起訴状によると、大竹被告は9月2日、横浜市内の路上で女児が未成年と知りながら車で連れ去り、5日未明、葛飾区の自宅付近で警察官に発見されるまで支配下に置いたとされる。

 一方、横浜地検は26日、大竹被告を強制わいせつ罪で追起訴したことを明らかにした。今月13日付。起訴状によると、大竹被告は2016年5月、東京都内の公園の公衆トイレで13歳未満の女児にわいせつな行為をしたとされる。次回以降の公判で審理される予定。(神宮司実玲)