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 12月6日の地球帰還に向け、地球に近づいてきている小惑星探査機「はやぶさ2」を、ハワイにある国立天文台のすばる望遠鏡が撮影することに成功した。24・6等級という極めて暗い光の点だが、3分間露光した画像を5枚重ねることで撮影できたという。

 国立天文台によると、すばる望遠鏡が20日午前0時すぎ(現地時間)、カシオペヤ座の方向にいる「はやぶさ2」を超広視野主焦点カメラで撮影した。撮影時、地球からの距離は約580万キロだったという。

 はやぶさ2は来月、小惑星「リュウグウ」の砂が入っているとみられるカプセルを豪州の砂漠に投下する。国立天文台の吉田道利・ハワイ観測所長は「姿を捉えることができて光栄。さらなる探査の旅にも、すばる望遠鏡で貢献していきたい」とコメントした。(小川詩織