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 米ユタ州の砂漠で、地面から突き出した金属製の柱が見つかり、話題になっている。ツイッター上では映画「2001年宇宙の旅」に登場する謎の黒い板「モノリス」に似ているとの投稿が相次ぐなど、正体不明の奇妙な姿が人々の想像力をかき立てている。

 AFP通信などによると、見つかったのは高さ約3・6メートルの三角柱。上空のヘリコプターから羊の頭数を数えていた生物学者が18日に発見した。砂漠は連邦政府の公有地で、当局者は「どの惑星から来た者だろうと、許可なく設置するのは違法だ」としている。

 映画では「モノリス」に触れた猿人が骨を道具や武器にする知に目覚めるなど、謎めいた存在として描かれている。この他にも、前衛芸術家、故ジョン・マクラッケン氏の作品に似ているとの指摘も出ているが、誰が建てたかは謎のままだ。

 米国では新型コロナウイルスの感染者が1日17万人を超えている。ツイッターでは「ユタのモノリスは放っておいて、自分たちがすべきことをしよう」と呼びかける人もいた。一目見ようとして砂漠をさまよったり救助が必要になったりする人が出ないよう、当局は発見場所を公表していない。(小早川遥平)