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 天王寺動物園(大阪市天王寺区)は26日、ホッキョクグマの赤ちゃんが少なくとも2頭生まれたと発表した。同園でのホッキョクグマの誕生は6年ぶり。

 2頭は、「551の豚まん」で知られる蓬莱(ほうらい)(大阪市浪速区)から寄贈されたオスのゴーゴ(15歳)とメスのイッちゃん(6歳)の間に生まれた。25日夜にマイクを通じて「ギャー」という鳴き声が聞こえ、26日午後に2頭の姿が監視カメラで確認されたという。性別はわからず、他にも赤ちゃんがいる可能性もある。

 イッちゃんにとっては今回が初めての出産で、繁殖に適した年齢になったため、今年2~4月にゴーゴと同居させていた。複数回の交尾を確認したため、10月下旬から産室のある獣舎にこもらせていた。

 今西隆和副園長は「無事に育ち、春には親子で元気な姿を見せてほしい」と話す。同園で過去に産まれた13頭のうち、無事に大人になったのは5頭。初産で神経質になっているイッちゃんに影響が出ないよう、親子のそばには当面飼育員も近づかないようするほか、来園者に対しても、獣舎近くでは静かに見守るよう呼びかけるという。(鈴木智之)