[PR]

 サッカーJ1の湘南ベルマーレは、コロナ禍で収入が落ち込むなか、クラブ運営費の足しにしようとコシヒカリを販売する。選手会長を務めるDF大野和成選手(31)の新潟県妙高市の実家から提供された米だ。無農薬栽培で、「はさがけ」による天日干しでゆっくり乾燥させたという。購入の申し込みを12月1日まで受け付けており、応募多数の場合は抽選となる。

 クラブによると、大野選手の父は自家用に米を作っている。クラブが8~10月、コロナ禍を受けた入場制限などで落ち込む収益を補おうとクラウドファンディング(CF)を実施したことを知り、提供を申し出たという。

 ベルマーレは、約20年前に当時の親会社が撤退して経営危機に陥った。この時は地元の平塚市などから多くのスポンサーが集まり、苦境を乗り越えた。ただ、「市民クラブ的な存在で、他のJ1クラブのように赤字を補塡(ほてん)してくれる大きな親会社はない」とクラブの広報担当者。CFは目標額5千万円に対し、約4500人から計約8500万円が集まったという。米の収益は強化費に充てる。

 大野選手は身長180センチ、体重76キロ。実家の米について「小さい頃からこの米を食べて、ここまで育った。クラブとサポーターに元気を届けたい」とコメントした。

 1袋2キロで税込み2500円。販売数は50袋。申し込みは専用フォーム(https://bit.ly/3nVtoXp別ウインドウで開きます)から。受け取りは、宅配便か、ホームゲームのある12月6日に平塚競技場で。問い合わせはクラブ(0463・25・1211、火~土曜日の午前9時~午後6時)へ。(斎藤茂洋)