• アピタル

国内外で医療支援 「ジャパンハート」が伊万里に支部

福井万穂
[PR]

 発展途上国や災害被災地で医療活動を続けるNPO法人「ジャパンハート」(東京)が25日、佐賀県などと進出協定を結んだ。国内初という支部を伊万里市に設け、九州内での災害支援や人材育成、新型コロナウイルス対応でのノウハウの共有などに取り組むとしている。

 ジャパンハートは、医師の吉岡秀人さんが2004年に設立。ミャンマーやカンボジア、ラオスで、じゅうぶんな医療が受けられない子どもたちを助ける活動に取り組んでいる。昨年度の海外での診療や手術は3万5千件を超えるという。

 国内では、東日本大震災熊本地震、今年7月の九州豪雨などで、被災地へ医療支援に駆けつけた。コロナの集団感染が起きた介護施設などにも、医療チームを派遣している。

 支部を置く伊万里市は、長年の関係があるというNPO法人「国際協力の会MIS」の所在地。県庁であった協定締結式で、吉岡春菜理事長は「九州は災害の多い地域。何かお手伝いができたらありがたい」と話した。

 ジャパンハートは来月26、27日、災害ボランティアの研修会を佐賀市で開く予定。今後、感染症対策などの情報も提供していきたいとしている。(福井万穂)