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 埼玉県川口市の集合住宅の一室で乳児の遺体が見つかった事件で、県警は27日、死体遺棄の疑いで、この部屋に住むいずれも中国籍で無職のアイコリ・アリム(27)と、自称会社員のイリヤ・ワハプ(24)の両容疑者を逮捕し、発表した。県警は2人の認否を明らかにしていないが、捜査関係者によると、アイコリ容疑者は容疑を認めているという。

 川口署によると、逮捕容疑は川口市領家3丁目の自宅マンションの冷蔵庫内に、26日までに乳児の遺体を遺棄したというもの。アイコリ容疑者は自分が母親だと話しており、7月15日に病院で男児を出産した記録があるという。署は、遺体はこの男児で、アイコリ容疑者と内縁の夫のイリヤ容疑者の子とみている。

 25日午後、市や児童相談所などでつくる要保護児童対策地域協議会から「出産後、子どもの安否が確認できていない家庭がある」との情報提供があり、捜査を開始。この日はアイコリ容疑者の携帯電話を鳴らしたり自宅を訪ねたりしたものの連絡が取れなかった。26日にアイコリ容疑者から署に連絡があり、任意で家を調べて、同日午後7時20分ごろに遺体を見つけた。