天野彩、原田達矢
本来は会合が増え、多くの人が街に繰り出す年末を前に、札幌市内では飲食店への時間短縮の延長や休業の要請が決まった。北海道内最大の繁華街のススキノの店は、度重なる要請に悲鳴を上げている。
「来年の夏の前には、ススキノの店は半分以下になるのでは。常連客が離れるのが怖い。生き残れるようにがんばらないと」
ススキノ交差点近くのビルにある「アミューズメントバー Miroku」の店長の石原修さん(53)は、先行きを心配する。
お酒を飲みながら、カラオケ、ダーツなどを楽しめる店で、8年前に開店した。客のほとんどが20代。石原さんも客と交じってゲームをすることもあり、親しみやすさが店の売りだ。40人ほどの常連客が店を支え、コロナ禍の前は月に100組ほどが訪れたが、5月に一時休業して以降、客は激減。15席ほどの店内にはアクリル板や消毒液を置く。石原さんは営業中、マスクを外さない。それでも、感染者を出したらと思うと怖かった。
客足は10月に少し盛り返した…
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朝日新聞社会部