【動画】水揚げ大詰め 海中に並ぶホタテのカーテン=細川卓、諫山卓弥撮影
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 全国でも有数の養殖ホタテの生産地・宮城県で、成長したホタテが水揚げの大詰めを迎えようとしている。

 同県女川町の女川湾に潜ると、海面から15メートルほどの長さで等間隔にロープが下げられ、ホタテが固定されていた。1本のロープには160~200個の貝がつるされているという。日光が差し込む中、穏やかな波に揺られ、まるでカーテンのように見えた。

 女川町で20年ほど養殖を続ける鈴木祐二さんによると、11月は水揚げが最後の追い込みを迎えるのと同時に、来年収穫する貝を海に入れる作業も始まり、1年でも最も忙しい時期。

 震災や、近年続いた貝の原因不明の死滅などを乗り越えてきたが、今年はコロナ禍による消費の落ち込みが続いている。「養殖が上向き、ある程度生活ができるようになるといい。消費者の皆さんにも、とにかく食べてもらいたい」と話した。(諫山卓弥