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 「巣ごもり」関連の消費が好調な一方、百貨店は低調から抜け出せていない。何がネックになっているのか。阪急阪神百貨店を傘下に持つエイチ・ツー・オー(H2O)リテイリングの荒木直也社長に、今後の見通しを聞いた。

 お客さんが増えてきたと思ったら、感染再拡大のニュースでシューッと減っていく。百貨店は夏以降、そんな一進一退の状況が続いています。阪急阪神百貨店も、国内客だけで見れば前年の9割前後まで回復してきましたが、再び落ち込む懸念は常にあります。

 百貨店が扱う洋服や化粧品は、人が動かないと需要が発生しません。一方、旅行などに行きづらいせいか、時計や宝飾品のような高額品は売れています。消費の意欲はマグマのようにたまっていると感じます。そのきっかけがないのです。

 経済の回復には、ワクチンの普及が欠かせません。国内で行き渡るまでに1年、インバウンドの回復にはもう1年かかると見込んでいます。新型コロナが収まらないうちは、東京五輪・パラリンピックの波及効果は限定的になるのではないでしょうか。

 新型コロナが収束したとしても…

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