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 土曜日や差し出し翌日の配達を原則廃止とする改正郵便法が27日、参院本会議で可決、成立した。速達やゆうパックなどの荷物をのぞく普通郵便は、来秋にも届くのが今より遅くなる見通し。日本郵便は労働環境の改善と人件費の抑制につなげる方針だ。

 政府は昨年秋の臨時国会での法改正をめざしたが、かんぽ生命の不正販売問題への対応で先送りしていた。

 法改正で、普通郵便の配達頻度は「週6日以上」から「週5日以上」に、差し出しから原則「3日以内」に届けるルールは「4日以内」に変わる。今は木曜日に出せば金曜日や土曜日に届く地域でも、来秋以降は月曜日になりそうだ。

 日本郵便は土曜日の配達や深夜の仕分けの人員を減らすことで、年600億円超のコスト削減が見込めるとしている。(藤田知也)