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 クレジットカードの利用情報を管理する信用情報機関「シー・アイ・シー(CIC)」は来年12月にも、信用情報の照会や登録が簡単にできる新たなしくみをつくる。クレジット会社側の負担を減らすのがねらいで、新しい事業者の参入を促しそうだ。

 クレジット会社は、申込者の利用限度額などを決めるため、過去の支払い状況や残債額などをCICに確認する。その際、特定のソフトなどを導入する必要があり、新規参入がしにくいという声もあった。

 このため、CICは特定のソフトでなくても対応できるようにする。CICとクレジット会社のシステムをつなげる新しいしくみを設ける。

 政府はクレジットカードの取引ルールを定めた割賦販売法を6月に改正し、来春に施行する。決済限度額が10万円以下のサービスを提供する「少額包括信用購入あっせん事業者」を認め、資本金の縛りも緩和する。キャッシュレス決済を提供する事業者がクレジット事業に参入する動きもあり、事業者側の負担を軽くするねらいがある。

 CICはクレジット会社など約900の会員がいて、約7億5千万件の信用情報を持ち、月に2千万件ほどの照会がある。(笠井哲也)