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 特殊詐欺の手口で80代女性から詐取したキャッシュカードで約217万円を引き出したとして、警視庁は、住所不定、無職の男(29)を詐欺と窃盗の疑いで逮捕し、27日発表した。男は9月まで地元の沖縄県でファストフード店の店長をしていたといい、調べに対し、「コロナ禍で経営が悪化してやめた。ツイッターで『闇バイト』に応募して上京した」などと話しているという。

 大森署によると、逮捕されたのは伊波翔平容疑者。容疑は、10月上旬、別の人物と共謀し、東京都大田区の80代女性に「キャッシュカードが不正使用されているので交換が必要」などとうその電話をかけ、カード6枚を詐取。ATMで計約217万円を引き出したというもの。報酬として約20万円を受け取ったという。

 伊波容疑者は18歳から大手ファストフードの沖縄の店舗でバイトを続け、正社員になり、3年ほど前に同県石垣市で店長になった。ただ、コロナ禍で観光客が減り、営業時間の短縮や休業を余儀なくされ、消費者金融を利用。ツイッターで高額報酬をうたう闇バイトに魅力を感じ、退職したという。