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 覚醒剤約237キロ(末端価格約151億6800万円)を輸入したとして、神奈川県警などは27日、イスラエル国籍の男2人を覚醒剤取締法違反(営利目的共同輸入)の疑いで再逮捕し、発表した。県警によると、覚醒剤はすべて押収した。今年の国内での覚醒剤の押収量としては2番目の多さだという。

 県警薬物銃器対策課によると、会社役員のテネンボイム・アムノン・ハノフ容疑者(58)=東京都港区=とアルバイトのレイボビッチ・オフェル・メナケム容疑者(40)=千葉県野田市=は氏名不詳者らと共謀。9月21日、船の貨物に隠した覚醒剤約237キロを南アフリカから輸入した疑いがある。ハノフ容疑者は「弁護士と面会してから話す」、メナケム容疑者は「私自身は関係ない」と供述しているという。

 横浜税関などによると、横浜税関本牧埠頭(ふとう)出張所宛てに工作機械として申告のあった南アフリカからのコンテナを、税関職員が不審に思って10月初旬に調べたところ、機械に取り付けられた鉄製の箱の中から、約1キロごとに袋に小分けされた覚醒剤約237キロが見つかった。

 県警は中身を岩塩に入れ替えて配送する「泳がせ捜査」を実施。11月8日、千葉県鴨川市の貸倉庫に貨物を受け取りに来た両容疑者を、麻薬特例法違反の疑いで現行犯逮捕した。(黒田陸離)