聞き手・成川彩(映画ジャーナリスト) 尾崎希海
人気韓国ドラマ「愛の不時着」で北朝鮮の兵士ピョ・チスを好演し、ヒロインのユン・セリ(ソン・イェジン)とのコミカルなやりとりで愛された俳優のヤン・ギョンウォン。
役作りなどドラマの裏話や、デビューからの道のり、日本のファンへのメッセージなどを語っています。
12月5日には、日本向けのオンラインファンミーティングを開催。あの中隊メンバーも応援に駆けつけるそうです。
――ドラマ「愛の不時着」で北朝鮮の軍人ピョ・チスを演じ、「韓国のゴールデングローブ賞」と呼ばれる「百想芸術大賞」で助演男優賞にノミネートされました。
ノミネートだけでも光栄でしたが、やっぱり当日になると欲が出て、受賞の感想も準備していました(笑)。受賞は逃しましたが、素晴らしい先輩たちの中で、感無量でした。
――韓国にとどまらず、日本や米国など海外でも「愛の不時着」が大ヒットしています。
韓国では放送中から、反響の大きさに驚きました。同級生たちから一斉に連絡が来たり、地下鉄でマスクをしていても「もしかしてピョ・チスさんですか?」と声をかけられたり。日本にいる知り合いからも、すごい人気と聞きました。
「愛の不時着」は、北朝鮮と韓国の言葉の違いを楽しむというのもポイントでした。その部分が通じたのかどうか気になっていたので、海外でのヒットは不思議です。
――北朝鮮が舞台というドラマは新鮮でした。最初に台本を読んだ感想は?
状況は深刻なのに、セリフはとっても日常的で説得力がある。一人一人の心情が丁寧に描かれていました。ピョ・チスという人物についても、本当に細かく表現されていました。
拡大する1981年生まれ、ソウル出身。2010年、ミュージカル「ブロードウェー42番街」でデビューし、舞台俳優として活躍。劇団「公演配達サービスカンダ」所属。昨年放送された「アスダル年代記」から本格的にドラマにも出演。つづいて「愛の不時着」で北朝鮮の軍人ピョ・チス役を演じ、韓国内外で好評を得る。「第56回百想芸術大賞」助演男優賞(テレビ部門)にノミネートされた。=フラウ・インターナショナル提供
ピョ・チスの印象や役作りについて、ミュージカル俳優としてデビューしたこれまでについて語っています。ヤン・ギョンウォンの思うピョ・チスとは……?
実は、オーディションの段階で…
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