高知・須崎のカンパチ ひろめ市場でも 刺し身やタタキ
清野貴幸
高知県須崎市産の生鮮魚などをオンラインで販売する「高知かわうそ市場」の養殖カンパチが高知市のひろめ市場でも販売されている。
高知かわうそ市場は新型コロナウイルスの影響を受けた養殖業者らを支援しようと5月に開設された。行き場を失ったカンパチ約20万匹を全国に販売し、運営会社「パンクチュアル」によると、ブリやタイ、須崎市のマスコットキャラクター・しんじょう君のグッズなどを含め総売り上げは7億円を超えたという。
カンパチはツイッターによる公募で「須崎勘八」と名付けられ、ひろめ市場内の「珍味堂」で、刺し身とタタキ(ともに1パック税込み800円)、にぎりずし(同500円)として販売されている。タタキは余分な脂が落ち、ワラの風味が合うという。須崎勘八を直接店頭で購入できるのは同店だけという。(清野貴幸)
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