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 岐阜県内の新型コロナウイルス感染者が27日、延べ1千人を超えた。古田肇知事が記者会見を開き、「感染拡大地域との往来、特に愛知、名古屋への不要不急の往来は慎重に考えて」と県民に警戒を呼びかけた。

 古田知事は、今後の感染状況によっては「非常事態宣言」発出や、地域や業種を絞った措置も検討すると述べた。また、11月の感染者は県外由来とみられるものが約38%にのぼり、そのほとんどが愛知県由来、なかでも名古屋市の繁華街由来とみられる感染者が目立ったと明かし、地域を名指しして注意喚起した。

 感染拡大の原因としては、会食に加え、体調不良を押しての外出も挙げ、「体調不良時はとにかく外出を控えてほしい」と呼びかけた。在住外国人のクラスター(感染者集団)が多数発生していることにも触れ、外国人学校などへの啓発を徹底すると述べた。

 今後、観光業や飲食業の関係者と会議を開き、感染防止対策と、国の「GoTo」事業への対応などについて話し合う。

 古田知事は「改めて対策を強化する必要がある。第3波拡大阻止に向けて取り組みを進める」と話した。(松沢拓樹、松永佳伸)