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 どんなところにも人間が生きている限りは人間の生活がある――。神戸市在住の映画監督・田中幸夫さん(68)が、大阪市の淀川河川敷で寝起きするホームレスの男性を追ったドキュメンタリー映画「淀川アジール さどヤンの生活と意見」を撮影した。

 主人公は、河川敷に約20年暮らす「さどヤン」。名字が「サトウ」だから「さどヤン」で、北海道生まれの73歳。捨て犬の「ピーちゃん」と同居する。映画に描かれるのは、「停留所」と呼ばれる場所に集まる人々とのゆるやかな交流だ。

 28日公開。73分。同日午後0時20分から大阪市淀川区の第七芸術劇場で初回上映後、田中さん、大黒堂さんの舞台あいさつがある。神戸・元町映画館は12月5日、京都・京都みなみ会館は12月11日公開予定。記事の後半には田中さんへのインタビュー動画があります。

 屋根と柱だけの4メートル四方の自作の停留所には、性的少数者や寂しさを抱えたお年寄りたちが吸い寄せられる。ときには捨てられたペットや片足のないハトまでも。「気ぃ使わなくてすむところがいいんかな」。映画の冒頭に登場する女性の語るとおり、訪れるものを拒まないさどヤンの前で、だれもが肩の荷を下ろす。

 その様子を、カメラはつかず離…

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