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 「マイン ナーメ イスト ドラエモン」

 ドイツ語を操るドラえもんに、のび太が驚く。「おいおいドラえもん、いつドイツ語をならったんだ」

 「ドイツ語なんかしらないよ」

 そう言って四次元ポケットから取り出したのは「ほんやくコンニャク」。食べれば不思議、どんな言葉も話せるひみつ道具だ。

 このシーンが漫画(てんとう虫コミックス第12巻)に登場してから40年余り。翻訳技術は飛躍的に進歩し、食べることはできないものの、「21世紀のほんやくコンニャク!?」と評されるアイテムが登場した。ソースネクスト社(東京)が2017年に発売した翻訳機「ポケトーク」だ。

82言語スラスラと

 手のひらサイズの最新モデルはタッチパネルの画面とボタンが一つ。日本語と英語など、訳したい組み合わせを選び、ボタンを押して話しかけると瞬時に訳語が返ってくる。入力できる言語数は82。そのうち61言語は音声と文字、21言語は文字で翻訳できる。長文もお手の物だ。通信機能を内蔵したことでWiFiがなくても137の国と地域で使える。

 「文字から文字の翻訳はウェブ上でもできるが、ポケトークは音声から音声の翻訳を素早く正確にできる。ここが画期的」。同社の松田憲幸社長(55)は語る。インターネット上で訳す仕組みを取り入れたのが、それまでの翻訳機との大きな違いという。

 ネット上には、AIの技術で訳す「自動翻訳エンジン」と呼ばれる仕組みがあり、ポケトークはグーグルなど複数のエンジンを採用。言語の組み合わせに応じて、次の3段階で訳す。

藤子プロの社長が、開発者に語った言葉とは。記事後半では、開発者が思い描く翻訳機の近未来についても紹介しています。

 ①話し言葉を文字に換える②文…

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