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 コンブチャをご存じだろうか。かつて国内で一大ブームとなった「紅茶キノコ」の今風の名称なのだ。そのコンブチャを製造販売する埼玉県川口市の大泉工場が、高崎健康福祉大農学部の岡田早苗教授らと詳細な分析研究を進めている。紅茶キノコのマイナスイメージを科学的なデータで一掃しようという試みだ。

 発酵飲料コンブチャ(kombucha)は、緑茶や紅茶に砂糖と酢酸菌とゲル状の菌類であるスコビーを入れて発酵させてつくる。発酵の際にキノコ状の塊ができることから「紅茶キノコ」と呼ばれ、1970年代に大流行した。健康食品のハシリで、自家製も可能とされて人気に火がついた。ただ紅茶キノコ自体に問題はなかったが、自家製の過程で雑菌が混じったり、発酵させすぎたものを飲んだりして体調を崩す人が出て、ブームは一気にしぼんだ。

 そんな紅茶キノコがコンブチャと名前を変え、いまや欧米では人気商品に。米国では800億円以上の市場を形成しているという。そこに目をつけたのが大泉工場だった。

 2016年から本格的に製造に乗り出し、東京・西麻布に専門店を出すなど市場開拓にも努めた。同じ頃、女優やモデルがコンブチャを愛飲しているとSNSで紹介して少しずつ浸透し始め、今では同社の取引先は60社ほどになった。酒の割り材として珍重され一流ホテルのバーとの取引も始まった。

 ただ紅茶キノコ時代のイメージが、米国でのような人気にならない一因になっている。そこで米国でも行われていない徹底的な分析と発酵の際のメカニズムを解明することにした。効用をうたえるまで研究が進めば、販促の起爆剤になるのではとも期待している。

 研究パートナーの岡田教授は、…

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