秋篠宮家の長女眞子さまの結婚。父の「認める」との発言を受け、社会には再び強い反発と臆測、応援がわき上がる。私たちはなぜ「眞子さまの結婚」を語りたがるのだろうか。

拡大する写真・図版2004年、静養先の須崎御用邸から三井浜に散策に出て、海を眺める天皇、皇后両陛下(上皇ご夫妻)と秋篠宮ご夫妻、眞子さま(右から3人目)、佳子さま

歴史学者・河西秀哉さん 生きた人間を「象徴」とする限り

 秋篠宮さまが、長女眞子さまの結婚を「認める」と発言した。婚約内定の時から、常に騒がれ続けてきた2人。社会はなぜ「眞子さまの結婚」を語りたがるのか。その陰で、私たちが放置してきたこととは何なのか。「平成の天皇制とは何か」などの編著のある歴史学者の河西秀哉さんに聞いた。

 人を好きになったり、悩んだりといった感情、そして意思を持つ一人の人間が、同時に国の象徴であり、国民統合を支える存在として重責を担っている。今回の件には、まさに、こうした象徴天皇制の課題が凝縮されて表れているのではないでしょうか。

 眞子さまの父親である秋篠宮は…

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