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 競馬のGⅠレース第40回ジャパンカップは29日、東京競馬場の芝左回り2400メートルに15頭が出走して行われ、1番人気のアーモンドアイ(牝〈めす〉5歳、美浦・国枝栄厩舎〈きゅうしゃ〉)が優勝した。現役最後の引退レースを白星で飾り、芝のGⅠレースで9勝目を挙げ、自身の持つ史上最多勝記録を更新した。「3強対決」と言われたライバルのコントレイルは2着、デアリングタクトは3着だった。

 後続を10馬身以上離し、大逃げを打ったキセキがぽつんと最後の直線に入る。3強の中で、真っ先に追いかけたのがアーモンドアイだった。

 残り200メートルを切り、アーモンドアイは一緒に上がってきたグローリーヴェイズを競り落とす。キセキも交わして一気に先頭。外から追いすがるコントレイル、しぶとく伸びたデアリングタクトを寄せ付けず、2分23秒0でゴール板を駆け抜けた。

 「3冠馬」が3頭集った世紀の一戦を制し、手綱を握ったルメール騎手は堂々とこう言った。

 「絶対、日本で一番強い馬です」

 その強さを「後輩」3冠馬へ存分に見せつけ、ターフに別れを告げた。