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 【島根】市民が地域の行政課題を話し合う「自分ごと化会議」の第2期が来年2月、松江市で開かれる。会議を知ってもらうための事前勉強会が29日、市民活動センター(白瀉本町)であった。

 第2期は「自然エネルギー」がテーマ。「原発」をテーマにした第1期と同様に、市の選挙人名簿から無作為で参加者を抽出し、趣旨に賛同した人が話し合う。2~7月に計5回、開催予定で、自然エネルギーの可能性や課題などを考え、意見をまとめて行政や関連企業などに提出する。

 実行委員会事務局によると、第2期は今月9日に2199人に案内を送り、28日現在で12人が参加の意思を示しているという。

 この日は抽出後、初めての勉強会。実行委共同代表の毎熊浩一・島根大学法文学部教授と福嶋浩彦・中央学院大学教授、第1期の市民参加者らが賛同者6人を含む計24人に、第1期を踏まえて、会議が持つ意味や多様な意見を認め合い、尊重しながら議論を深めることなどを説明した。全国で同様の会議を企画するなどしている民間の政策シンクタンク「構想日本」の担当者が出席した。賛同者の一人で元飲食業の男性(64)は「反原発の立場で活動してきた。知りたいことが多くあり、賛否など様々な意見を聞き、多方面の情報も仕入れて、改めて自分の考えを持つ機会にしたい」と意欲を見せた。

 第1期は2018年11月から19年2月に4回開かれた。市民と島根大学生約30人が参加。原発推進派と脱原発派らが意見を交わし、「原発を自分の問題として関心を持つこと」など計9項目の提案書をまとめた。(杉山匡史)

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