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 バイデン次期米大統領の主治医は29日、政権移行チームを通じて声明を発表し、バイデン氏が右足甲の骨にひびが入る亀裂骨折と診断されたと明らかにした。数週間は、患部保護と歩行補助のためのブーツの着用が必要になるとしている。

 政権移行チームによるとバイデン氏は28日、飼い犬と遊んでいる最中に滑って転び、足首をひねったという。感謝祭を過ごすため、デラウェア州リホーボスの別荘に滞在中だった。

 29日、自宅のある同州ウィルミントンに戻った後に「念のため」近郊の整形外科を訪れ、診察を受けた。政権移行チームを通じて声明を発表した主治医は「X線検査では、明らかな骨折はなかった。CT検査の結果、バイデン氏の足の甲の骨にわずかなひびが確認された」としている。

 バイデン氏は20日に78歳になり、1月20日に就任すると米史上最高齢の大統領になる。政権誕生前から、健康状態にも関心が集まっている。バイデン氏は2019年12月に主治医が健康状態をまとめた報告書を公表。「健康で活力があり」「大統領の職務を十分に果たすことができる」としていた。米国大統領のこれまでの最高齢は、レーガン大統領の77歳だった。(ワシントン=香取啓介)