天皇、皇后両陛下の長女愛子さまは1日、19歳の誕生日を迎えた。今春に学習院大学文学部日本語日本文学科に入学したが、新型コロナウイルスの影響でオンライン形式の授業を受けている。宮内庁によると、学生たちが普通にキャンパスに通える日々が訪れることを願っているという。

 愛子さまにとって今年は、高校卒業と大学入学という節目の年になった。

 同庁によると、愛子さまは今年2月、学習院女子高等科の卒業に際し、「平安時代の猫と犬―文学作品を通して―」と題したリポートを提出した。源氏物語や枕草子などの日本の古典文学を読み、基準とされた「400字詰め原稿用紙30枚以上」の倍近い分量でまとめたという。

 大学に入学後は、今年10月下旬に初めて、目白キャンパスへ通学し、新入生らと直接顔を合わせて楽しく交流した。授業の予習、復習に励む中で、両陛下と意見を交わし、アドバイスを受けることもあるという。

 また、立皇嗣の礼をはじめ、昨年から皇室の大きな節目となる儀式や行事が続き、愛子さまにとっては皇室の長い歴史や伝統をより深く学ぶ機会にもなった。両陛下の姿を日々そばで見て、成年皇族の務めへの心構えについて思索を深めているという。

 授業のない時間や休日には、両陛下と一緒に散策するなど一家で過ごす時間を大切にしている。新型コロナ感染症の予防に留意しながら、職員と屋外でバドミントンやバレーボールなどの運動を楽しむこともあるという。(長谷文)

【動画】愛犬と散歩する愛子さま=宮内庁提供