[PR]

 アメリカンフットボールの学生日本一を争う「第75回甲子園ボウル」(12月13日)の記者会見が11月30日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場であり、出場する関東代表の日大と関西代表の関学大の監督と主将が出席した。

 甲子園ボウル出場は日大が3年ぶり35回目、関学大が5年連続54回目で、両校の対決は3年ぶり30回目となる。前回対戦の2017年は日大が勝ち、27年ぶりの学生日本一に輝いた。

 だが、18年5月、両校の定期戦で悪質タックル問題が起こった。社会問題に発展し、日大は公式戦出場停止処分を受けて下部リーグから再出発。両校の対戦も騒動以来2年7カ月ぶりとなる。

 日大のDL伊東慧太主将は関学大との対戦について「個人的な意見になる」と前置きした上で「18年の一戦のまま終わっていたら、もやもやしたものが残ると思う。対戦することができて非常にうれしい。伝統の一戦と呼ばれてきたような試合をしたい」と決意を語った。

 騒動後に就任した橋詰功監督は「関学はトップのチーム。我々は下からはい上がった。胸を借りたいが、勝つことでしか成長できない」と闘志を燃やす。

 一方の関学大は17年の甲子園ボウルの雪辱を期す。RB鶴留輝斗主将は「あのときの負けをリベンジしたい」。大村和輝監督は「日大さんには(出場停止などを経て)『ついにここまできた』という思いがあると思う。しんどい試合になる」と警戒する。

 今年の甲子園ボウルは新型コロナウイルスの影響で東西の代表決定戦が中止となり、関東と関西の優勝校による東西大学王座決定戦として行われる。また、開催可否の判断が遅れたためアメフト用の芝生の用意ができず、全面芝生での試合は行えない。(河野光汰)