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 群馬県立高校2年の女子生徒(当時17)が昨年2月に自殺し、遺族が「学校でのいじめが原因だった」と訴えている問題で、県教育委員会が設置した第三者委員会は30日、調査結果を県教育長に答申した。いじめにあたる言動があったと認める一方、「自死の要因としては主要なものではない」「複合的なもの」とし、自殺との因果関係は認めなかった。

 遺族の要望で昨年4月に設置された第三者委は、大学教授や弁護士らが同級生や教職員、両親らへの聞き取りやアンケートをもとに事実関係を検証し、再発防止策を話し合ってきた。

 亡くなる直前に学校行事の配役をめぐり、他の生徒の「何であいつなんだ」などの発言に女子生徒が苦痛を感じていたとみられる点を、「いじめ」と認めた。学校の調査もこれをいじめと認定しており、新たないじめは確認されなかった。

 第三者委の詳細な報告書は「遺族の了解が得られていない」として30日時点では公表されなかった。答申は、学校で教職員がいじめを正確に認知できる態勢が整っていなかったと指摘し、徹底した研修の実施などを求めた。(森岡航平)

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