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 今年で創立100周年の群馬県立渋川高校(渋川市)で27日、「基学上達」と石に刻んだ記念碑の除幕式があった。市内で石材店を営む卒業生の柄沢純一郎さん(39)と克則さん(64)の親子が寄贈した。「在校生、多くの方に活力を与えられたらいい」と純一郎さん。

 正門の北側に建てた石碑の碑文は、卒業生で現校長の高橋滋氏(60)が考案。論語の「下学上達」(基本的なことから学びはじめて最終的には学問の奥義に至る)から「下」の字を「基」にした。「登校する時に必ず目にする。基礎、基本の大事さを感じ取ってほしい」

 このほか、卒業生の記念事業実行委員会は学習用の机といすを寄贈したり記念誌を発行したりした。

 同校は1920年4月に渋川中学校として開校し、48年に新制高校に移行した男子校。「自由の子 民主の民ぞ」で始まる校歌が自慢だ。榛名山のふもとの「榛嶺(しんれい)の学舎(まなびや)」から2万3900人の卒業生が巣立った。テニスで全豪、全仏、全英ベスト4などの活躍をした佐藤次郎(故人)、電通の社長などを務めた木暮剛平(故人)、山本一太知事らが輩出した。(柳沼広幸)

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