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 鹿児島市長選は29日投開票され、無所属新顔で前県議の下鶴隆央氏(40)が、元市議長の上門秀彦氏(66)=無所属、自民推薦=と前副市長の松永範芳氏(63)=無所属、社民推薦=、元市議の桂田美智子氏(67)=共産公認=の新顔3人を破り、初当選した。下鶴氏は戦後の同市長及び県内の現職首長として最年少となる。県都のかじ取りが若きリーダーに託された。

 当日有権者数は49万5148人。投票率は過去最低だった前回(25・00%)を上回り、38・16%だった。

 当選を決めた29日夜、下鶴氏は市内の事務所で「ついに鹿児島市が動きました!」と喜びの声を上げた。支援者の拍手を受けながら、「市民からの『新しい鹿児島市をつくって』という期待と責任の重さを感じている」と述べ、「一人ひとりに寄り添う市長を目指す」と語った。

 一夜明けた30日朝も事務所で取材に応じ、「まずは新型コロナウイルス対策。医療・検査体制を整備する」と抱負を述べつつ、激戦を振り返った。

 4候補中、最も早い9月中旬に市長選に立候補する意向を表明し、選挙戦では政党からの支援に距離を置く「草の根選挙」を展開し、若さもアピールした。

 掲げたマニフェストは100項目。市長給与を50%カットしてコロナ対策に充てるという一方、この対策の強化だけでなく、収束後を見据えた経済ビジョンの策定を提唱。子育て支援の充実による若者の定住化や、高齢者のいきがい作りにも力を入れるとして、幅広い層に支持を呼びかけた。告示5日目で手応えが変わり、「演説を聞いてくれる人や駆け寄ってくれる人が増えた」という。

 その結果、4期目の今期限りで引退する現職市長の森博幸氏(71)から事実上の後継指名を受けていた次点の松永氏に約1万票差をつけた。「コロナ禍で、今のままではだめだ、変えてほしい、という思いが積み重なった結果では」と勝因を分析。投票率が前回より上がった要因の一つは「(自身の)若さへの期待」と受け止めたいとし、「市民に安心を届けたい」と語る。

 懸案の一つであるサッカースタ…

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