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 イエメン南部アデンの空港で発生した爆発で、31日までに少なくとも25人が死亡し、約50人が負傷した。AP通信などが伝えた。暫定政権を支援するサウジアラビア主導の有志連合軍はイランが後ろ盾の反政府武装組織フーシが関与した攻撃とみて、フーシが占拠する首都サヌアを空爆した模様だ。

 AP通信などによると30日、アブドルマリク首相ら新内閣の閣僚約20人などを乗せた飛行機がサウジから到着した直後に、ミサイル3発が飛来。爆発と同時に銃撃も起きた。犠牲者には、国際赤十字のイエメン人とルワンダ人のスタッフ計3人も含まれていた。閣僚らは全員無事だった。

 イエメン外務省は「フーシが空港へのミサイル攻撃に関与したことを示す証拠がある」と声明を出した。

 負傷者の入院先を見舞ったアブドルマリク首相も「犠牲者の血は無駄にしない。報復はすぐに行われる」と述べた。(ドバイ=伊藤喜之)