新型コロナウイルスの起源をめぐり、世界保健機関(WHO)のテドロス・アダノム事務局長は11月30日の記者会見で、「将来のウイルス発生を防ぐため、今回のウイルスの起源を知る必要がある。科学に基づいて、できる限りのことをしている。この問題を政治化しないでほしい」と訴えた。
WHOは、新型コロナウイルスの起源とヒトへの感染経路を調べるため、7月に先遣隊を中国に送った。その後、世界の専門家による本格的な調査団を改めて派遣する意向を示していたが、数カ月経っても実現していない。中国政府に配慮するあまり調査が停滞しているとして、欧米諸国では懸念が高まっていた。
新型コロナウイルスの集団感染は、中国湖北省武漢市の海鮮卸売市場で最初に確認された。これまでの研究で、ウイルスはコウモリが起源である可能性が高いと考えられているが、コウモリからヒトに感染するまでの宿主や、感染が起きた経緯は分かっていない。
テドロス氏は記者会見で「ウイ…
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朝日新聞国際報道部