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 大麻取締法違反(単純所持)の罪に問われた俳優の伊勢谷友介被告(44)の初公判が1日、東京地裁であり、伊勢谷被告は起訴内容を認めた。検察側は「常習性は顕著で再犯が懸念される」として懲役1年を求刑し、弁護側は執行猶予付き判決を求めた。判決は12月22日。

 伊勢谷被告は被告人質問で、大麻を使い始めたのは20代半ばで「リラックスや睡眠を取るためだった。新型コロナウイルスの影響で自宅にいる時間が長くなり、使用頻度が多くなった」と説明。「多くの国で大麻使用が認められており、認識が甘くなってしまった。応援してくださった人を裏切り本当に申し訳ない」とも述べた。

 入手経路については「知人から買った」とし、詳細は明かさなかった。

 伊勢谷被告は9月8日、都内の自宅で警視庁に現行犯逮捕され、同29日に乾燥大麻13・17グラムを所持したとして起訴された。

 弁護人を通じて出した直筆のコメントでは、「身勝手な行動によりファンの皆様らを裏切ることになり、深くおわび申し上げます。全ては私のおごり、未熟さ、責任感の欠如により引き起こした事態です」などと記した。同30日に保釈された。

 伊勢谷被告は2012年、ブルーリボン賞助演男優賞と日本アカデミー賞優秀助演男優賞を受賞。15年に大河ドラマ「花燃ゆ」、昨年は映画「翔(と)んで埼玉」などに出演した。(根津弥、新屋絵理)