[PR]

 加藤勝信官房長官は1日の閣議後会見で、「この機会に自身の携帯料金プランを確認し、ニーズにあった料金プランや事業者の見直しをしていただきたい」と述べた。携帯料金の加入プランの見直しを官房長官が国民に呼びかけるのは、異例とも言える。

 見直しの背景として、加藤氏は、加入するプランのデータ通信量を使い切っていない人もおり、実際の使用量にミスマッチがあることを指摘した。

 菅政権は、国際水準と比べて国内の携帯電話料金が高いなどとして、各社に料金の引き下げを求めている。政権の強い意向が民間企業の萎縮を招く恐れがないかを問われ、加藤氏は「事業者間で競争がしっかり働く仕組みを整備することは、政府が果たすべく役割だ」と述べた。

 NTTドコモの料金引き下げ、割安ブランド新設などの方針が報じられている点については報道は承知しているとしつつ、「各事業者が料金低廉化を実現する形で検討が進められていくことを期待している」と語った。(菊地直己)