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 補助金や寄付金を不正に流用したとして補助金管理法違反や詐欺、業務上横領などの罪に問われた、韓国の元慰安婦支援団体「正義記憶連帯」(旧挺対協)の前理事長で与党「共に民主党」の国会議員、尹美香(ユンミヒャン)被告(55)の初公判が11月30日、ソウル西部地裁であった。弁護側は起訴内容について全面否認した。尹氏は出廷しなかった。

 検察によると、尹氏は旧挺対協の事務局長と共謀し、運営する「博物館」をめぐり、国が定める登録要件を満たしていないのに虚偽の申請をして補助金約3億ウォン(約2800万円)を不正に得たとされる。そのほか、団体が集めた寄付金や経費などを自らの口座に送金し、個人的に使ったとされる。

 弁護側は「(検察の主張は)虚偽の事実であり、全く根拠がない」などと反論して全面的に争う姿勢を示した。(ソウル=神谷毅)