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 松任谷由実が1日に発売したアルバム「深海の街」は、新型コロナ禍の中での死や別離、希望のメッセージが深く刻み込まれた作品となった。「100年後に生きる人々が、コロナ禍のシンガー・ソングライターの思いを知る手がかりになってほしい」。そんな記録的な意味合いもある。発売前にロングインタビューで話を聞いた。

拡大する写真・図版松任谷由実さん=ユニバーサルミュージック提供

 「迫力は、あるでしょ?」。そう言っておちゃめに笑う。「今年、色んなミュージシャンがアルバムを出したけど、一番コロナの影響を受けたのがこのアルバムじゃないかしら」と語る。

 溝に刻まれた古い記憶を再生するようなレコード針の音から、ちょうど100年前を歌った「1920」で今作は幕を開ける。

 「ちょうど今年母が100歳になったんです。施設にいるけど、コロナのせいで会いにいけない。それで彼女の生まれた100年前に思いをはせていった」

 100年前もまた、暗い時代だ…

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