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 あおり運転の厳罰化後に道路交通法違反(妨害運転)容疑で全国で初めて逮捕され、同法違反罪や暴行、脅迫などの罪に問われた元派遣社員の三浦貴正被告(47)=大分県日出町=の判決公判が1日、大分地裁であった。有賀貞博裁判官は、懲役2年6カ月執行猶予4年(求刑懲役2年6カ月)を言い渡した。被告側の弁護士によると控訴はしないという。

 判決によると、三浦被告は7月10日夜、大分県別府市の国道10号で、20代男性の乗用車の後方から軽乗用車で急接近。約1分間クラクションを鳴らし続け、約2・8キロ走行した後、乗用車の前に割り込んで衝突させ、男性に暴行を加え「包丁で刺すぞ」と脅した。

 有賀裁判官は「いわゆるあおり運転で、その様態は執拗(しつよう)で危険なもの。被害者が受けた恐怖感は多大である」と指摘した。(倉富竜太)