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 北朝鮮の住民の暮らしに欠かせない市場(いちば)で、一部の食料品の価格や為替レートの異変が起き、韓国の当局者らが動向を注視している。新型コロナウイルスの流入を防ぐための国境封鎖や市民の不安心理、さらには米国のバイデン政権の発足をにらんだ当局の思惑など複合的な要因が絡んでいるようだ。

 北朝鮮には全国に500余りの市場があり、市民が日常的に買い物をしている。韓国の情報機関・国家情報院が11月末に国会にした報告によると、北朝鮮が新型コロナ対策で中国との国境を封鎖したことで、中国に依存する調味料や砂糖の流通量が減り、市場での価格が4倍ほどに高騰した。北朝鮮の内部と連絡を取り合う脱北者によると、最近では10倍ほどに上がったこともあるという。

 同じく中国から輸入されたり、密輸されたりしてきた食用油などの価格も上がる一方、米などの穀物価格は比較的安定している。

 韓国統一研究院のチェ・ジヨン研究委員は「新型コロナの影響や今後の政府の政策の先行き不透明感による市民の不安心理が買いだめ行為につながり、価格高騰の一因となったのでは」とみる。

現実では逆の動き

 市場では米ドルや人民元が使わ…

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