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 横浜市立大の研究チームは2日、新型コロナウイルスに感染した人の体内に感染から半年後の時点で、感染を防ぐはたらきのある「中和抗体」が残っているとする研究結果を発表した。感染して半年ほどは、再感染を防げる可能性があるとしている。

 2~5月に新型コロナへの感染がわかった20~78歳の376人を調べた。症状別の内訳は無症状3・7%(14人)、軽症70・7%(266人)、酸素投与が必要な中等症18・9%(71人)、人工呼吸器が必要な重症6・6%(25人)。感染から約半年後に採血し、抗体が含まれる液体部分「血清」を取りだして実験用の培養細胞にウイルスと一緒に振りかけた。感染しなければ血中に中和抗体が含まれていることがわかる。どこまで血清を薄めて感染を防げるかで、中和抗体の感染を防ぐ力を測った。その結果、全体の98%の人で中和抗体を検出した。軽症者で97%、中等症と重症の人では全員から中和抗体が検出できた。症状が重くなるほど感染を防ぐ力が高まる傾向も見られた。

 抗体は、体内にウイルスなどが侵入するとつくられる。中和抗体があれば、「免疫ができた」状態となり再び感染しにくいとされる。これまで海外からは、短期間で抗体の量が減るという報告があった。ワクチンを接種して中和抗体ができても、すぐに量が減るならば、接種回数を増やすなどの対応も必要になる可能性がある。

 チームを主導する山中竹春・横…

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