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 外国で危険にさらされた邦人を自衛隊が保護する訓練が、朝霞駐屯地(東京都練馬区など)を中心に3日までの予定で行われている。海外で武器を用いる新たな任務が解禁された安全保障関連法の成立から5年。今回は初めて、新型コロナウイルスへの対策も意識した内容となり、2日にはその一端が報道陣に公開された。

 訓練は、政情不安に陥った仮想の国で邦人が日本人学校に避難し、その周囲を暴徒に囲まれた、という想定で行われた。

 朝霞駐屯地内の日本人学校を模したプレハブの周囲に、自衛隊の装甲車が到着。周囲の柵をたたく暴徒役に不快な音を発する装置を向けて、ひるんだ隙に小銃を手にした隊員らがプレハブに接近。邦人を守りながら車両に乗せ、輸送ヘリ「CH47」(通称チヌーク)が待つ広場まで移動した。隊員らはマスクをして任務に当たった。

 ヘリが向かった先は百里基地(茨城県小美玉市)。仮想国の空港の想定で、輸送機C130が待機していた。外務省職員らによる人物確認などを済ませた邦人らは、急いでC130に乗り込み出国した。人物確認のための臨時ブースには今回初めて、感染防止のため邦人同士が一定の距離を取ることや、マスク着用を求める掲示をし、邦人間で感染が広がらないよう配慮していた。

 以前は邦人が海外でテロリスト…

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