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 国民民主党の代表選(8日告示、18日投開票)に、玉木雄一郎代表(51)と伊藤孝恵参院議員(45)の2氏が立候補する見通しとなった。玉木氏の優位は変わらないが、党勢が低迷するなか、代表選を通じて党のアピールを狙う。

 国民は、立憲民主党との合流に参加しなかった議員によって9月に再結党された。その際、国会議員の話し合いで玉木氏を代表に選んだが、玉木氏は全国的な組織を整備し、党員やサポーターも参加する代表選を行うと表明していた。

 代表選には、衆院7人、参院9人の計16人の党所属国会議員が立候補でき、推薦人は不要だ。2日午前にあった事前説明会には4陣営が姿を見せた。その後、玉木、伊藤両氏が事前立候補登録を届け出て、事実上、代表選の構図が固まった。

 旧国民時代から代表を務める玉木氏の再選が有力視される。だが、政党支持率が0~数%に低迷するなか、「党勢を上向かせなければ次期衆院選を戦えない」という党の危機感は深刻だ。このため、党の「顔」選びを無投票にせず、選挙戦の討論会などを通じて、アピールするべきだという声が党内にあった。

 伊藤氏は参院愛知県選挙区選出で当選1回。玉木氏と近く、国民の結党に参加した経緯がある。党として女性登用を訴える狙いもあり、党内には立候補を促す動きがあった。(山下龍一)