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 1日発表の今年の新語・流行語の年間大賞は「3密」。そんな世相を受けてか、先月28日に発表された福島県いわき市の環境水族館「アクアマリンふくしま」の「流行魚大賞2020」でも「密」な魚が選ばれた。

 流行魚大賞は、その年の出来事や流行語をテーマに、それに沿った館内の生き物を飼育員らが紹介。来館者やツイッターで人気投票してもらう試みで、昨年から始めた。

 今年は小池百合子・東京都知事の発言で注目された「密です」や「今年の新語」大賞にも選ばれた「ぴえん」をイメージした生き物5種がノミネートされ、5024票の投票があり、大賞は「密です」のキンメモドキ(1517票)に決まった。

 飼育員の藤井健一さん(45)によると、キンメモドキは国内では沖縄や紀伊半島の沿岸に生息。夜行性で、自然界では日中は数万匹、多い時は数十万匹で洞窟内に密集して過ごすこともあるという。

 受賞を受け、館内の水槽は来館者の注目をいつも以上に集めているが、藤井さんは「見る時は密にならないように」と呼びかける。(古庄暢)